ミルワルドについて

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Goldschmiedemeister Gerhard Mirwald
ゴールドスミスマイスター ギャハルト ミルワルドとは

ゴールドスミスマイスター ギャハルト ミルワルドとは

世界でも数少ないゴールドスミスマイスターの称号をもつギャハルト・ミルワルドは、50年以上に渡り、ジュエリーひと筋の生活を送って参りました。

日本に本拠地を移してからの40年間は、ゴールド(K18・K20・K22)とプラチナのみ(一部の部品は除く)を使用したオリジナルジュエリーの制作を本格的にスタートさせ、独創的かつ着け心地の大変よい、作品を常に発表し続けています。

工房では、彼のもとで長年働く、二人の優秀な日本人の職人とともに、作品の製造から修復、そしてリフォームを行っています。それら全ての仕事に妥協のない姿勢は、今では少なくなった日本の頑固職人ともオーバーラップするものがございます。

マスプロダクト(大量生産)では決して表現することのできない、繊細で複雑な表情をもつミルワルドの作品の魅力をご堪能いただければ幸いです。

History
半世紀におよぶ「美」の追求 伝統と革新への融合

これまでの歩み

1958年〜1962年
一流のアーティストであり、また卓越した職人であったアウグスト・ハルトレ氏(シルバー・ゴールドスミスマイスター)に師事。
1961年〜1964年
国立ミュンヘン芸術アカデミーで、リケルト教授に師事。美しく・実用的な作品のデザインを通し、創作する喜びを体感する。
バイエルン州立王室博物館にて、アンティークジュエリーの修復を担当。ヨーロッパジュエリーの長い歴史に深く関わる。
1964年
栗林衣子と結婚。
デュッセルドルフ ケーニヒスアレーにある一流宝石店に勤務。
貴石に関する知識、および原石をいかに美しいジュエリーにはめ込んでいくかという技術を学ぶ。
1965年
D.G.G(ドイツ宝石鑑定協会)の会員取得
1966年
主席で、ゴールドスミスマイスターの称号を得る。
1967年
東京世田谷に工房を開く。
1968年
F.G.A(英国宝石鑑定協会)の会員取得

Material
「厳選された素材」と「妥協のない仕事」

マイスター・G・ミルワルド

“宝石の町”として知られ、世界各国からバイヤーが集うドイツ・オーバーシュタインとベルギー・アントワープにおいてマイスター・G・ミルワルド本人が、裸石の買付を行っております。

ゴールドスミスマイスターの称号とともに、英国宝石鑑定協会の会員でもあるミルワルドの厳しい審美眼をもって選ばれた美しい宝石は、彼や彼の弟子達の匠の技により、その魅力を何倍にも増し、皆様にご披露されることになります。

Technique
繊細で華麗な匠の技がここにあります

「アラシ」というつや消しの技法

当社では、ミルワルド以下3名の熟練の職人により、一点ずつ丁寧に手作りで作品を製造しております。

一つの作品を作り上げるためには、原石の選定や作品のデザインからはじまり、カット、彫金など様々な工程を必要とし、複雑なデザインのものは3ヶ月から長いものでは半年近い時間をかける場合もあります。

また、ミルワルド作品の中では、「アラシ」というつや消しの技法が度々用いられております。
職人が丁寧に施す特殊な鏨(たがね)によるこの技法は、手作業による微妙に異なる深さや幅の線が出るため、作品の表面に情緒豊かなをテクスチャを表現できます。

機械による画一的な艶消しでは、このような仕上げを施すことは不可能であり、作品も味気ないものになってしまいます。

この手仕事にこそ、ミルワルド作品の一つずつが、唯一無二の存在となる所以でありますので、どうぞ、作品それぞれに施された細かい仕上げまで、吟味いただきたいと思います。

ゴールドスミスマイスターの称号とともに、英国宝石鑑定協会の会員でもあるミルワルドの厳しい審美眼をもって選ばれた美しい宝石は、彼や彼の弟子達の匠の技により、その魅力を何倍にも増し、皆様にご披露されることになります。

Comfortable
15年をかけて開発した「痛くない・心地良い装着感」

「痛くならない金具」

当社では、アクセサリーの美しさだけでなく、その着け心地も、高い評価をいただいております。

特に、イヤリングの金具については、15年余の歳月をかけて開発した「痛くならない金具」を採用しております。

この金具は、装着時の圧力を自在に調整でき、また脱落しにくいのも特徴です。